Work: Japanese architecture 京都の宿の撮影をした。 町家の内装を大きく改装していて、簡単にいうと風情を残しながら現代的快適さの中に納まる仕様。 古い物を活かすこととゲストをもてなせる性能は平行してベクトルを保つのは難しいと容易に想像がつく。お金もかかる。 そんな難儀を達成しながら、築百年以上の町家が今も点在している古都の景観の一部を、担っているこの宿の撮影時の昼過ぎ、庭に沿った縁側に座り一息入れた。縁側は、大きく分厚く層になっているガラス窓の家側にあるので、くれ縁と呼ばれるらしい。まだ4月で昨日のここの撮影時は曇天だったが、今は日差しが庭に注がれてることもあり、逃さず妻が気まぐれ持たせてくれた弁当をそこに広げた。 クライアント:暮らすように旅する人の宿 HANARé